GSX-R1000R調教録:アヘアヘツーリング用装備増設その1 メットホルダーワンキー化とか
GSX-R1000Rはスズキの技術の粋を結集して作り上げられた最強のリッタースーパースポーツバイクだ。であるなら、ツーリング仕様に改造すれば最強の旅バイクができあがるのでは?我天才???
というわけで、とりあえず遠出するのに困らないような便利装備を用意した。
高貴な血統を持つジスペケちゃんが俗に塗れた装備を強制装着させられる姿は非常に興奮する……興奮しない?
1.鍵付きメットホルダー
タンデムシート下に簡易なメットホルダーが付いてはいるけど、ラッチ式あご紐ではどうにも使いづらいので増設。タンデムステップに噛ませるタイプの鍵付きメットホルダーを購入。
付属の鍵を使ってロック解除するタイプだけど、このまま使うと盗難防止のチェーンロックとディスクロックも合わせて4本の鍵を持ち歩くことになって煩わしいので、バイクの鍵で開くように改造する。俗に言うヘルメットホルダーのワンキー化改造である。
分解して、鍵がきちんと刺さるようにシリンダー内の溝をヤスリで削って広げる。先が細いヤスリじゃないと入らないので注意。ジスペケちゃんの鍵は左回りなので、逆回りのシリンダーを買ってしまった場合は(買うまでは向きがほぼ分からない)段差を全て削らなければならない。幸運にも、左回りのシリンダーを買えたので手間はそこまでかからなかった。
バイクの鍵が無理なく刺さるまで削った後は、5枚の板ピンを入れ替えたり高さを削ったりして、鍵が刺さった時にピンの頭が出ていない状態にする。頭がかなり出っ張ってしまうピンが出てきた時は、1,2枚くらいなら抜いても問題ない。
ピンを支えるバネはとても小さく、鼻息程度でも行方不明になるので要注意。
無事にピンの高さが揃ったら、シリンダー全体にグリスを塗ってから元の形に組み上げて終わりっ!シリンダーを削るのに少々時間がかかった以外は簡単な作業だった。
2.ナンバープレトフック
ジスペケちゃんには荷掛けフックの欠片もないので増設。もともとフェンダーレスにする予定は無かったので、おあつらえ向きな商品を購入。
分厚い一枚板で、ナンバープレートと友締めするタイプ。質感が良いので付けても違和感が無いどころか非常にカッコいい。
強度は十分だけど、ボルトが緩むようならネジロックを塗布する予定。
3.荷掛け紐「ロックストラップ」
ツーリングネットでも良かったけど、2りんかんで安かったので購入。ド派手な蛍光ピンクが追突防止に役立ちそうな気がする。
使い方はシンプルで、荷物の上に紐を通して黒ベルトとピンクベルトを接続。後は力の限り引っ張りながら荷物を締め上げる。ピンク色の紐は分厚い天然ゴム製で力任せに引っ張ってもたるむ気配が無い。積載が楽になった。
ただ、タンデムシートが前傾しているので締め方が甘いとずり落ちてしまう。自分側にずり落ちるなら背中で荷物を支えられるが、万が一道路に落ちたら大変なことになってしまう。締めた後は荷物を上下左右に揺らしても緩まないかをしっかり確認すること。
鞄を結わえるだけならこれで大丈夫だけど、友人とカードゲームを遊んだりノートPCを持ち運びたい時等はパッキングが難しくなるからシートバッグの導入も検討中。
一端のツーリングバイクとして仕上がってきた。他にも防寒装備とか色々くっつけたいので、これからもジスペケちゃんのアヘツー堕ち改造を続けたいと思う(飽くなき探究)。