時雨道

バイクだったり何だったりを書くかもしれない

セロー250で冬に通勤する際の装備まとめ

コロナ騒ぎで公共交通機関を利用するのも躊躇われる昨今。自分はバイク通勤を続けている。

密を避けるのは感染防止の一環として重要だし(建前)冬ツーリング楽しいでおじゃる(本音)

 

という訳で、冬に通勤している自分が利用してる防寒グッズを備忘録としてここにまとめたいと思う。

 

 

1.ワークマン 防寒ジャンパー

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workman.jp

ホムセンと並ぶ事実上のバイク用品店であるワークマン。真冬に外仕事を行う土方ガチ勢向け用品は、耐久性が要求されるバイク用品としても流用可能なのだ。

ワークマンの防寒着といえば「イージス」シリーズが有名だが、見た目がカジュアルルックなこれをチョイスした。

普段着+コミネ青ジャージ+これ(+イージスに付いてきたオーバーパンツ)の組み合わせで通勤するのが日課。防風透湿を謳ってるだけあって、風は通さないのに蒸れないという素敵仕様。しかも冬の雨も通さない防水機能付き。首周りもある程度ガードされているので高速道路を走るわけでもなければネックウォーマーも要らない。極めつけに、光反射プリント加工で夜間でも目立つとなれば使わない理由はない。

欠点としては、前面下部に備え付けられてるボタンがタンクを傷つけやすい位置にある事か。前傾姿勢を取るフルカウルバイク等は気を使った方がいいかもしれない。

 

2.ラフアンドロード ハンドルカバー

見た目が少々野暮ったくなる(婉曲表現)デメリットと引き換えに、抜群の耐寒性能を電熱装備よりも低価格で与える実用アイテムとしておなじみのハンドルカバー。

 

自分のセローくんにはナックルガードが搭載されていて、普通のハンドルカバーは加工しないと取り付けが困難なのだが、このハンドルカバーはナックルガード前提で設計されているらしく、特別な加工無しでそのまま装着が可能。

 

右ハンドルはヘルメットホルダーを移設してる都合上、完璧に風を塞ぐことはできなかったが、ある程度風が入ったほうが気温差で蒸れることもないので目を瞑る。

肝心の耐寒性能は文句なし。気温5℃以下の寒空の下、防寒性ZEROの夏用メッシュグローブでも「んん~?若干寒くなってきたような気がするぞ~???」程度で済むレベル。個人的に冬用グローブはどうしても分厚くなりスイッチ類の操作が手間になるのが嫌だったので、薄手のグローブでも冬を越せるのは非常に嬉しい。

 

3.コミネ ネオプレーンリストウォーマー

地味だけど便利枠。

グローブとブルゾンの袖口との間にどうしてもできてしまう隙間をこれで封鎖すると、それだけで冷え抑止効果が大きくなる。ハンドルウォーマーの神通力が届きにくい手首周りの防寒にも最適。

 

4.中華電熱グローブ(の電熱線)

 

氷点下の通勤や初日の出ツーと称して午前零時に大洗へと特攻した時など、大正義ハンドルカバーをもってしても耐えられない局面に使用してきた。ワニ口クリップ電極をバッテリーに噛ませるタイプだが、取り外しが面倒なのでエーモンのシガー電源プラグをはんだ付け。

2000円という激安価格を裏切らない微妙な暖かさと操作感最悪な分厚さながらも、かろうじて実用に耐えうる性能を持っていたが、中華製品のご多分に漏れず縫製が弱く3ヶ月ほどで親指の脇から裂けてしまった。

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というわけで手袋解体ショーの始まりや(情け無用)。

綿を抜いて発熱部を摘出してみると、想像以上にお太い電熱線で草生える。

デカすぎるので手袋には入らないが、ハンドルカバーの中に放り投げて炬燵のようにしたり、脇や腰といった血管の多い箇所のポケットに仕込んでホッカイロ代わりに利用中。

 

5.コミネ ツーリングウィンターグローブ

電熱グローブ亡き今、通勤とツーリング両方で使用中の冬用グローブ。

インナーグローブを重ね着することを想定してLサイズを注文。指先の操作性は薄手グローブよりは悪くなったが中華電熱グローブよりは使いやすいので流石コミネ。使い始めは固いが、3日も使えば手になじんで扱いやすくなる。

氷点下に迫る勢いの朝方に(ハンドルカバーと併用して)使うと1時間は余裕で走れる程度の保温性がある。これ以上の対冬性能を求めるなら電熱装備が必要になるが、氷点下の朝晩を駆けずり回るわけでもないならトイレ休憩がてら温かい飲み物を飲んだ方がコスパが良いだろう。

 

 

冬用装備は上を見上げればキリがない。自分は貧乏ライダーなので、なるべく効率重視の考えで装備を揃えたいと思う。